Appleは「iOS 11」でiPad向けマルチタスク機能の大幅な改良など、さまざまな新機能を追加しました。このブログでもいくつかの主要な新機能については詳しく紹介しましたが、iOS 11の新機能はそれだけにとどまりません。
CNNでは、iOS 11に追加されたわかりづらい便利な新機能を11個紹介しています。
以下簡単にまとめてみたいと思います。
1. コントロールセンターにボタンを追加できる
iOS 11ではコントロールセンターをカスタマイズできるようになりました。
2. Wi-Fiパスワードの共有機能
iOS 11やmacOS High Sierraで利用可能な機能。Wi-FiとBluetoothを両方のデバイスで有効にしておくと、Wi-Fiパスワードを知らないデバイスに対し、知っているデバイスから複雑なパスワードを送信することができる。
例えばパスワードを知っているiPhone 7と知らないiPhone 6が存在し、両方でWi-FiとBluetoothがオンになっているとします。
iPhone 6からiPhone 7が使用しているのと同じWi-Fiネットワークに接続しようとすると、iPhone 7側に上のようなポップアップが表示されます。
「パスワードを共有」ボタンをタップすると、iPhone 6側にそのパスワードが自動的に入力されるのです。
3. QRコードのスキャン機能
カメラアプリでQRコードをスキャンできるようになった。
QRコードが認識されると通知が表示されます。
4. アプリのレビュー要請の停止
アプリレビューを要請する定期的なポップアップを無効にできる。
5. 動画通話中のLive Phots撮影
FaceTime通話を行っている際、Live Phots撮影が可能となった。
6. Siriをタイプで起動する機能とダークモードの導入
アクセシビリティ機能として、タイピングによってSiriに問い合わせることができる機能が導入された(設定 > アクセシビリティ > Siri > Siriにタイプ入力)。
また同じくアクセシビリティ機能として、色を反転することができるスマート反転機能も導入された(設定 > アクセシビリティ > ディスプレイ調整 > 色を反転)。
7. WebページをPDFとして保存
Safariの共有ボタンにPDFを作成するオプションが追加された。
8. iPadのメモの追加
iPadのロック画面でApple Pencilを利用したタップするとすぐにメモを書き始めることができる。
9. スクリーンショットの編集
電源ボタン+ホームボタンでスクリーンショットを撮影した後、サムネイルが表示され、サムネイルをタップすると画像の編集や共有が可能になった。
10. Live Photosの拡張
Live Photoをスワイプすると新しいメニューが表示され、新しい効果が利用可能になった。
11. メッセージアプリの改良
メッセージアプリの下部にステッカーや統合を提供しているアプリの一覧が表示されるようになった。
個人的にはWi-Fiパスワードの共有機能がかなり便利なように思いました。まだ知らない機能があった場合確認してみてはいかがでしょうか。