Appleは本日、iOS 12.2、watchOS 5.2、tvOS 12.2の各beta 3を開発者に対して公開しました(iDownloadBlog)。昨日開発者版が公開されたmacOSのパブリックベータ版も同時に公開されています。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。Apple Beta Software Programに参加しているベータテスターは、同Webサイトを利用して最新版をインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
Xcode 10.2 beta 3 | 10P99q | 2019/02/19(米国時間) |
iOS 12.2 beta 3 | 16E5201e | 2019/02/19(米国時間) |
watchOS 5.2 beta 3 | 16T5201c | 2019/02/19(米国時間) |
tvOS 12.2 beta 3 | 16L5201d | 2019/02/19(米国時間) |
iOS 12.2のベータ版ではこれまでに、Apple Newsのカナダでの提供の開始や、HomeKitのサードパーティテレビのサポート、新しいAirPlayアイコンの追加などが確認されています。またWalletアプリや、Safari、Screen Timeに対する細かな変更が行われていることも明らかになっています。
iOS 12.2 beta 3の新機能
MacRumorsによるとiOS 12.2 beta 3の変更点は以下の通りです。
Apple TV Remoteのデザイン刷新: Remoteアプリ本体とControl Centerの両方で、より暗いインターフェースが採用された。
ロック画面のバッテリー表示修正: beta 2のロック画面にバッテリー残量が表示される不具合の修正。
Apple Newsのロゴ: Apple Newsアプリで「Apple News」が「News」に。
about画面: 「設定 > 一般 > 情報」でアクセスできる、iPhoneに関する情報を表示する画面が変更され、モデル番号やシリアル番号の表示位置が上部になった。
グループFaceTimeの不具合修正: グループFaceTimeの不具合がiOS 12.2系でも修正された。
開発者向け更新: 開発者向けの新しいリソースの数々。Siri Shortcutsデザインリソース、新しいiOSシステムデザインテンプレート、Adobe XD Apple Watchデザインリソース、SF Compact Roundedフォントなど。
Siri Apple Storeサジェスト: Siriと検索 > Apple Storeの下に新しいセクションが追加。