Appleは本日、iOS 12、tvOS 12、macOS 10.14、watchOS 5の各beta 5を開発者に対して公開しました(AppleInsider)。開発環境Xcode 10のbeta 5も同時に公開されています。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
Xcode 10 beta 5 | 10L221o | 2018/07/30(米国時間) |
macOS Mojave 10.14 beta 5 | 18A347e | 2018/07/30(米国時間) |
iOS 12 beta 5 | 16A5339e | 2018/07/30(米国時間) |
watchOS 5 beta 5 | 16R5334f | 2018/07/30(米国時間) |
tvOS 12 beta 5 | 16J5334e | 2018/07/30(米国時間) |
これらOSの正式版は今年の秋に一般公開される予定で、年に一回更新されるメジャーバージョンアップ版として多数の新機能が追加される予定です。
目次
iOS 12 beta 5の新機能
新機能ではありませんが、MacRumorsによるとiOS 12 beta 5には以下の不具合が存在するとのこと。
- デバイスを再起動するとペアになっているBluetoothアクセサリが正しく機能しないか、名前の代わりにデバイスのアドレスが表示されることがある
- Apple Pay Cashを使用してSiri経由で送金または請求すると、エラーが発生する可能性がある
- CarPlayを使用している際にSiriが名前でアプリを開くことができない。アプリを開く関連のショートカットは機能せず、確認を必要とするショートカットも機能しない可能性がある
- 動作しないショートカットリクエスト
- 複数のライドシェアアプリがインストールされている場合、Siriは質問されたときにETAや場所を提供する代わりにアプリを開くことがる。Appleは修正案として再度質問するよう示唆
- 組み込みのインテントを持つSiri Suggestionsショートカットを使用すると、カスタムUIが表示されないことがある
逆にアプリをインストールしようとしたときのApp Storeのエラーメッセージや、ロック画面やホーム画面で表示されるiPhone Xの不正確な携帯電波のシグナルバー、起動時にWalletがクラッシュするバグ、 スクリーンタイムの使用量とデータ設定の同期に関する不具合等は修正されています。またCarPlayのSiriショートカットの動作も改善しています。
詳しくはAppleが公開しているリリースノートに掲載されています。
macOS Mojave beta 5の新機能
9to5Macによると最新のbeta 5では、新しい壁紙が追加されているそうです。MacBook ProやiMacのマーケティング用の壁紙を含んでいて、実際の壁紙は9to5Macで閲覧、ダウンロード可能です。