Appleは今年公開予定のiOSの新バージョンで、パフォーマンスの改良と不具合の修正にフォーカスしたアップデートを行うのではないかとの報道が行われています。
この報道が真実ならば、「iOS 12」は例年より新機能がすくないアップデートになる可能性が高そうですが、想像の中ではいくらでも興味深い新機能を追加することができます。
iOSに大量の新機能を追加したコンセプトイメージ「iOS 12」が、iOS News And Moreによって作成され、デザイン共有サイトBehanceにて公開されています(9to5Mac)。
作成されたコンセプトイメージの新機能はiOSのさまざまな面に及んでいます。
▲まず目を引くのはロック画面やホーム画面の改良で、iPhone Xで必要なロック解除時のスワイプ動作を不要とし、ロック画面でステータスバーをスワイプすることで天気予報などが素早く確認可能となっています。
▲ホーム画面の改良では、アプリ名を省略しアイコンだけを表示する大胆な変更が行われています。
▲音量を変更するためのより良い方法として画面上部に表示される「サウンドバー」が導入されています。
▲iPadですでに利用可能な「Split View」がiPhoneでも実行可能となっています。また「アプリバー」によるアプリの切り替えにより、マルチタスク機能にも手を加えられています。
その他ダークテーマや、Safariの固定タブ、複数のタイマー、カメラやFaceTimeアプリのアップデートなど、さまざまなアイデアが具現化されています。
最初に述べたように、Appleが「iOS 12」でパフォーマンスと不具合の修正に焦点を置いた場合、ここまで大量の新機能が導入される見込みはすくないかもしれませんが、一見の価値があるデザインです。オリジナルサイトにはさらに大量の画像が掲載されていますので、気になった方は確認してみてはいかがでしょうか。