iOSにはiPhoneの3Dタッチや、iPadの二本指タップで、キーボード領域をMacのトラックパッドのように利用して、カーソルを移動できる便利な機能が搭載されています。
残念ながらiPhone 5sやiPod Touchなど3Dタッチに対応していないデバイスでは利用できない機能でしたが、
iOS 12ではこの機能が拡張され、3Dタッチ非対応のiPhoneでも、利用可能になったことが判明しました(iDownloadBlog)。
これによると3Dタッチ非対応機種の場合、iOS 12では、スペースキー(日本語キーボードの場合は空白キー)の長押しで仮想トラックパッド機能を呼び出すことが可能で、グレーに変わったキートップの上で指を動かすことで、カーソルを移動することができます。
範囲の選択は、スペースキー長押しで仮想トラックパッドを表示したまま、グレー部分を別の指でタップすることで開始することができます。範囲の選択が終わった後は、通常通り編集エリアの選択部分をタップしてコピーやペーストを実行可能です。
iOS 12では、カーソルが思った場所に移動できないというiOSユーザーの悩みが、古いデバイスでも解消することになりそうです。