一部のiPhoneユーザーが、ミュージックアプリと高レベルのバックグラウンドアクティビティによってバッテリーが消耗する問題に悩まされていることが分かりました(MacRumors)。
Apple CommunityやRedditによせられた報告によると、ユーザーは新旧様々なデバイスでiOS 13.5.1を実行しており、ミュージックアプリを使用していないときにも、バッテリーが急速に消耗する不具合が発生している模様です。アプリを数週間まったく使用していない場合でも、バックグランドアクティビティによって問題が発生するとコメントしているユーザーもいます。
バックグラウンドでバッテリーを消耗するミュージックアプリの問題は、4月から発生しているようですが、先週から急激に増え、Appleが最近サーバー側で何かを変更し、それが影響しているのではないかという見方もあります。
問題を解決するためのさまざまな方法が公開されていますが、成功率は低いようです。
- ミュージックアプリを強制終了する。
- iPhoneを再起動・復元する。
- 音楽アプリを削除して再インストールする。
- 自動ダウンロードをオフにする(設定 > ミュージック > 自動ダウンロード)。
- バックグラウンドアプリの更新を無効に(設定 > 一般 > バックグランドアプリの更新 > ミュージックを無効に)。
- ミュージックライブラリのすべてのダウンロードをキャンセル。
一部のユーザーは、デバイスからミュージックアプリを削除することで問題が解決したと主張しています。しかしこの方法はApple Musicに加入している場合は使用できません。
サーバー側の問題ではなくクライアント側の問題ならば、iOS 13.6で問題が修正される事になるのかもしれません。