Appleは本日、iOS 13、iPadOS 13、watchOS 6、macOS 10.15、tvOS 13の各beta 2を開発者に対して公開しました(iDownloadBlog)。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
macOS Catalina 10.15 beta 2 | 19A487l | 2019/06/17(米国時間) |
iOS 13 beta 2 | 17A5508m | 2019/06/17(米国時間) |
watchOS 6 beta 2 | 17R5507l | 2019/06/17(米国時間) |
tvOS 13 beta 2 | 17J5501l | 2019/06/17(米国時間) |
なおiOS 13やiPadOS 13の新機能を単に試してみたいユーザーに対しては、来月公開予定のパブリックベータ版を待つことが強く推奨されています。
2019年からiOSはiPhone用のiOS 13とiPad用のiPadOS 13に分離されます。2つのOSは基本的に同じですがiPadOSにはiPadの大画面を生かすための各種機能が追加されます。
iOS 13ではダークモードの追加や、写真アプリの刷新、ボリュームFUDの改善、探す(Find My)アプリの導入、地図アプリの刷新などが行われています。
macOS CatalinaではiTunesのミュージック、Podcast、TVアプリへの分割や、iPadをセカンドディスプレイとして利用できるSidecar機能の追加、iOSデバイスで利用できるスクリーンタイムの導入、写真アプリの刷新などが行われます。
iOS 13 beta 2の新機能
MacRumorsにまとめられたOS 13 beta 2の新機能は以下の通りです。
SMBサーバー接続: ファイルアプリでSMBサーバーへの接続が可能となった。beta 1では動作しなかったがbeta 2で動作するように。
ファイルアプリのAPFSドライブ: ファイルアプリでAPFSフォーマットドライブをサポート。
ダウンタイム: スクリーンタイムのダウンタイム機能がApple Watchと同期。
Safari共有シート: Safari共有シートからWebページを共有するとき、PDFまたはWebアーカイブとして共有するための新しいオプションが追加。各アプリやアクションに最適な形式を選択する「自動」オプションも。
マップのスプラッシュ画面: マップアプリを起動したときのスプラッシュ画面。
新しいアニ文字ステッカー: 新しいポーズの新しいアニ文字ステッカーが追加。
High-Key Mono Lighting: 写真アプリのポートレートモードに、High-Key Mono Lighting(ハイキーモノ照明)エフェクトが追加。
ポートレートモードライティングスライダー: ポートレートモードライティングの照明の明るさを調整できるスライダーの追加。
HomePodとApple TVの機能: 新しいスプラッシュ画面が追加。
ボイスコントロール: ボイスコントロールアクセシビリティ機能が有効な場合、デバイスの上部に青いマイクのアイコンが表示され、iOSデバイスがボイスコントロールモードになっていることを明示。
CarPlay: 再生中のセクションにアルバムアートを表示。