Appleは本日、iOS 13、iPadOS 13、watchOS 6、macOS 10.15、tvOS 13の各beta 3を開発者に対して公開しました(iDownloadBlog)。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
macOS Catalina 10.15 beta 3 | 19A501i | 2019/07/02(米国時間) |
iOS 13 beta 3 | 17A5522f | 2019/07/02(米国時間) |
watchOS 6 beta 3 | 17R5521e | 2019/07/02(米国時間) |
tvOS 13 beta 3 | 17J5515e | 2019/07/02(米国時間) |
2019年からiOSは、iPhone用のiOS 13と、iPad用のiPadOS 13に分離されます。2つのOSは基本的に同じですがiPadOSにはiPadの大画面を生かすための各種機能が追加されています。
iOS 13では、ダークモードの追加や、写真アプリの刷新、ボリュームFUDの改善、探す(Find My)アプリの導入、地図アプリの刷新などが行われています。
macOS Catalinaでは、iTunesのミュージック、Podcast、TVアプリへの分割や、iPadをセカンドディスプレイとして利用できるSidecar機能の追加、iOSデバイスで利用できるスクリーンタイムの導入、写真アプリの刷新などが行われます。
iOS 13/iPadOS 13 beta 3の新機能はMacRumorsによると以下の通りです。
iPadOS 13 beta 3の新機能
Split View:どちらのビューがアクティブでテキスト入力受け付けているかを表示するようになった(画面上部の細長いインジケーターに注目)。
It's subtle, but iPadOS 13 beta 3 shows which app in Split View is actively receiving text input.
Watch the pill-shaped indicator at the top. This has been an issue since Split View launched in iOS 9. pic.twitter.com/VkJyOGFMFh
— Federico Viticci (@viticci) 2019年7月2日
iOS 13 beta 3の新機能
FaceTime Attention Correction: FaceTimeの設定に"FaceTime Attention Correction"オプションが追加された。この設定を有効にすると、FaceTimeビデオ通話中にカメラとのアイコンタクトがより正確になるように設定される。
Homeアプリ: HomeKitに接続されたカメラががセキュアレコーディング(iOS 13の機能)をサポートしていないことを知らせる新しいポップアップが追加。
探す: 自分の位置を表示する"Me"タブの追加。
Apple Arcade: App Storeを開きArcadeタブを選択した際、Apple Arcadeを紹介する動画が存在。