Appleは本日、iOS 14、iPadOS 14、macOS Big Sur、watchOS 7、tvOS 7の各beta 2を開発者に対して公開しました(9to5Mac)。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
iOS 14 beta 2 | 18A5319i | 2020/07/07(米国時間) |
iPadOS 14 beta 2 | 18A5319i | 2020/07/07(米国時間) |
watchOS 7 beta 2 | 18R5327h | 2020/07/07(米国時間) |
tvOS 14 beta 2 | 18J5331g | 2020/07/07(米国時間) |
それぞれWWDC20で発表されたメジャーバージョンアップ版で、iOS 14、iPadOS 14、macOS 11 Big Sur、tvOS 14の最初のパブリックベータ版は7月に公開される予定です。
iOS 14では、ホーム画面ウィジェットや、全てのアプリを自動的にまとめてくれるAppライブラリ機能の追加、コンパクトな着信UIの導入、ピクチャ・イン・ピクチャへの対応、メッセージ、マップ、Siriの改善、翻訳アプリの追加など、多くの新機能が追加されています。
macOS Big SurでもDockや通知センターの刷新、コントロールセンターの追加などUIの変更や、Safariやメッセージ、マップなど標準アプリの改良が行われています、Intel搭載MacのほかAppleシリコン搭載Macにも対応します。
iOS 14 beta 2の新機能
MacRumorsによるとiOS 14 beta 2の新機能は以下の通りです。
カレンダーアイコン: 新しいカレンダーがアイコンが追加。曜日が省略形に。
時計アイコン: 時計アイコンのフォントと針が少し太くなった。
ファイルウィジェット: Todayビューまたはホーム画面に追加できるファイルアプリ用の新しいウィジェット。
混雑ゾーン: ロンドンやパリなど、通行料を請求する混雑ゾーンのある都市でアラートが提供されるようになった。ナンバープレート制限がある国では、ナンバープレート制限ゾーンに関するアラートも。
天気ウィジェットの修正: 天気ウィジェットが修正され、現在の場所ではなくクパチーノが表示されることがなくなった。
リマインダの絵文字: リマインダーリストの絵文字のデザインの変更。
ショートカット: ショートカットアプリで.shortcutsファイルを開くオプションがなくなった。
Appライブラリ: ホーム画面ではなく、Appライブラリにダウンロードされたアプリを、Appライブラリから直接削除できるようになった。
HomeKitのお気に入り: コントロールセンターに一覧表示されているHomeKitのお気に入りが、一部のユーザー向けに大きなアイコンで表示されるようになった。
ミュージック: 音楽アプリの設定で、アニメーションのカバーアートを無効にすることができるようになった。 「Apple Musicを表示」の切り替え機能もなくなった。
ミュージックハプティクス: Apple Musicの再生中画面で再生、一時停止、次へ、戻るボタンを押すと、ハプティックフィードバックが提供されるように。
ファミリー共有: 設定アプリのファミリー共有用の新しいアイコン。
Apple Pay: Mac CatalystアプリでApple Payが利用可能に。
WiFiプライバシー警告: プライベートWi-Fiアドレスを使用しないWiFiネットワークに接続すると、設定アプリに警告メッセージが表示されるように。
コントロールセンター: コントロールセンターに、最近マイクまたはカメラにアクセスしたアプリが表示されるようになった。