Appleは本日、iOS 14、iPadOS 14、macOS Big Sur、watchOS 7、tvOS 14の各beta 4を開発者に対して公開しました(iDownloadBlog)。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
iOS 14 beta 4 | 18A5342e | 2020/08/04(米国時間) |
iPadOS 14 beta 4 | 18A5342e | 2020/08/04(米国時間) |
watchOS 7 beta 4 | 18R5350e | 2020/08/04(米国時間) |
tvOS 14 beta 4 | 18J5354d | 2020/08/04(米国時間) |
それぞれWWDC20で発表されたメジャーバージョンアップ版で、正式版は今年の秋に公開される予定です。
iOS 14では、ホーム画面ウィジェットや、全てのアプリを自動的にまとめてくれるAppライブラリ機能の追加、コンパクトな着信UIの導入、ピクチャ・イン・ピクチャへの対応、メッセージ、マップ、Siriの改善、翻訳アプリの追加など、多くの新機能が追加されています。
macOS Big SurでもDockや通知センターの刷新、コントロールセンターの追加などUIの変更や、Safariやメッセージ、マップなど標準アプリの改良が行われています、Intel搭載MacのほかAppleシリコン搭載Macにも対応します。
iOS 14 beta 4の新機能
MacRumorsによるとiOS 14 beta 4の新機能は以下の通りです。
Apple TVウィジェット: 新しいApple TVウィジェットが追加。
検索の改善: アプリ内コンテンツまたは質問を検索する際、トップヒットがWebサジェストの下に表示されるようになった。アプリ、Siriナレッジ、 Siri の提案、ニュースなどが上部に表示され、アプリの検索はインターフェイスの下部で引き続き利用できる。
3D Touch: 前回のベータで利用できなくなっていた3D Touchが復活。
Exposure Notification API: 濃厚接触通知APIが追加され、iOSでも濃厚接触通知アプリが利用可能となった。