セキュリティ研究者やハッカー、ブロガーなどの間でiOS 14の初期バージョンが今年の2月頃から出回っていたとViceが伝えています(The Verge)。
現在iOS 14の新機能としては、フィットネスアプリやPencilKit API、iMessageの更新、あたらしいホーム画面、サードパーティアプリに対するQRコードスキャン機能の提供、iCloud Keychainのオーバーホールなどがあげられていますが、これらさまざまな噂情報は、このリークしたiOS 14を元にしたものであると見込まれているのです。
初期バージョンで実装されたものだとすると、今後変更になる可能性はあるものの、全く根拠のない情報ではなかった事になります。
ただしAppleは毎年6月に開催されるWWDCでiOSのメジャーバージョンアップ版のベータ版を公開しているため、リーク版の賞味期限もそのときまでと考えられます。6月22日にオンラインイベントとして開催されるWWDCでは、iOS、iPadOS、macOS、tvOS、watchOSの新バージョンの開発者向けベータ版が公開される予定です。