Appleは本日、iOS 15.7.5、iPadOS 15.7.5、macOS Big Sur 11.7.6、macOS Monterey 12.6.5をリリースしました。iOS 16/iPadOS 16/macOS Venturaなど最新のOSをインストールできない古いデバイス向けのアップデートとなっています。
最新版は、iOSの場合「設定 > 一般 > ソフトウェアアップデート」から、macOS VenturaとmacOS Montereyでは「システム環境設定 > 一般 > ソフトウェアアップデート」からインストールすることができます。
Appleは、先日公開したiOS 16.4.1やmacOS Ventura 13.3.1で、活発に悪用が確認されている脆弱性を修正しており、今回のアップデートも同じ脆弱性が対処されています。
IOSurfaceAcceleratorの脆弱性では、アプリがカーネル権限で任意のコードを実行する可能性があり、Appleは、入力検証を改善することで、境界外書き込みの問題に対処しています。WebKitの脆弱性では、悪意を持って細工されたウェブコンテンツがコードを実行する可能性があり、Appleは、メモリ管理の改善によりこの問題を解決しています。