Appleは2020年に公開したiOS 14で、待望のホーム画面ウィジェットを追加しましたが、ウィジェットの進化はこれで終わりではなく、始まりの第一歩なのかもしれません。
ウィジェット機能をさらに進化させた「iOS 15」のリアルなコンセプト動画がYouTubeで公開されています。
フランスのクリエイターthe Hacker 34氏によって作成されたiOS 15のコンセプト動画の大きな特徴は、ホームボタンに配置できるウィジェットがインタラクティブ性を持っていることです。iOS 14のウィジェットの機能は、情報の表示、およびアプリを起動するためのリンクに限定されていたのに対し、コンセプトのウィジェットは、その場でアプリ内のデータを操作することが可能となっているのです。
これによってウィジェットを使って直接メールを既読にしたり、リマインダーを完了にしたり、カレンダーのイベントにチェックを付けたりといったことが可能となっています。
またiPadOSでは実現している分割ウィンドウも導入され、iPhone上でも上下二分割の画面表示が可能となっています。2021年に公開されるiOS 15でこれらの新機能が追加されることになるのか現段階では不明ですが、技術的には実現してもおかしくないと思えるリアルな仕上がりとなっています。