Appleが、iOS 18.1 beta 3をiPhone 16向けに公開したことがわかりました(MacRumors)。
iOS 18.1 beta 3は8月下旬にリリースされていますが、その時はまだiPhone 16が発表されておらず、iPhone 15までの対応でした。今回リリースされたiPhone 16向けのiOS 18.1 beta 3のビルド番号は22B5034oで、他のデバイス向けにリリースされた2B5034eバージョンからアップしています。
iOS 18.1は、ライティングツール、フォーカスモード、通知サマリーなど、最初のApple Intelligence機能が含まれていて、10月に一般公開される見込みです。iOS 18.0にはApple Intelligence機能は含まれません。
iOS 18.1がiPhone 16シリーズに対応したことから、来週金曜日にiPhone 16、16 Plus、16 Pro、16 Pro Maxが発売されたときにiCloudバックアップを使い、古いiPhoneからデータを転送することが可能となります。iPhoneから別のiPhoneにデータを転送するには、両方のデバイスが同じバージョンのiOSを実行している必要があるからです。
Appleはおそらく、iPhone 16のレビューモデルをメディアサイトに提供しており、ベータ版の早期リリースによって、iOS 18.1を実行しているレビュアーがiPhone 16のテストデバイスを素早くセットアップできるようになることが期待できます。
なお、Apple Intelligenceは米国では10月から利用可能となり、12月にはオーストラリアやカナダ、ニュージーランド、南アフリカ、英国向けなどの英語圏で提供される予定です。日本語や中国語、フランス語、スペイン語などの対応は2025年になるみこみです。
[via MacRumors]