Apple、iOS 18.2とiPadOS 18.2の正式版をリリース - カメラコントロールの改良や写真、Safariの更新など

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Appleは本日、iOSの最新版「iOS 18.2」とiPadOSの最新版「iPadOS 18.2」の正式版をそれぞれリリースしました(MacRumors)。

iOSとiPadOSの最新版は、MacのFinderやWindowsのiTunes、あるいはiPhone/iPadのソフトウェアアップデート機能を利用してインストールすることができます(設定 > 一般 > ソフトウェアアップデートより)。

iOS 18.2では、カメラコントロールの改良や写真、Safariの更新などが行われています。

iOS 18.2のリリースノートは以下の通りです。

カメラコントロール(iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max)
* カメラコントロールの2段階シャッターにより、カメラコントロールを軽く押すとカメラのフォーカスと露出を固定できます

写真
* ビデオの表示が改善され、フレーム単位でのスクラブ、ビデオの自動ループ再生をオフにする設定などが可能になりました
* コレクションビュー間の移動が改善され、右にスワイプして前のビューに戻ることもできるようになりました
* “最近表示した項目”および“最近共有された項目”のアルバムの履歴を消去できます
* “お気に入り”アルバムが“ピンで固定したコレクション”のほかに“ユーティリティ”コレクションにも表示されます

Safari
* 新しい背景画像でSafariのスタートページをカスタマイズできます
* “読み込む”と“書き出す”で、Safariからのブラウズデータの書き出し、および別のアプリからSafariへのブラウズデータの読み込みができます
* “HTTPS優先”にすると、HTTPSを使用できる場合は常にURLがHTTPSに切り替わります
* ファイルダウンロードのライブアクティビティにより、ファイルのダウンロードの進行状況がDynamic Islandやホーム画面に表示されます

このアップデートには、以下の機能改善とバグ修正も含まれます:
* “ボイスメモ”がレイヤーのある録音に対応し、ヘッドフォンを使用しなくても既存の曲のアイデアにボーカルを追加でき、作成した2トラックのプロジェクトを直接Logic Proに読み込むことができます(iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max)
* “探す”の“持ち物の位置情報を共有”を使用すると、AirTagまたは“探す”ネットワーク対応アクセサリの位置情報を航空会社などの信頼できる第三者と簡単かつ安全に共有することで、紛失した持ち物を見つけて取り戻すのに役立ちます
* ポッドキャストの“お気に入りのカテゴリ”で、お気に入りのカテゴリを選択すると関連する番組のおすすめが表示され、ライブラリから簡単にアクセスできます
* ポッドキャストの“パーソナライズされた検索結果”ページで、関連性の高いカテゴリやあなたの好みに合わせて編集されたコレクションがハイライトされます
* キプロス、チェコ共和国、フランス、イタリア、ルクセンブルク、ルーマニア、スペイン、アラブ首長国連邦、およびイギリスで、AirPods Pro 2でのAppleのヒアリングチェックプログラムに対応しました
* アラブ首長国連邦で、AirPods Pro 2でのAppleのヒアリング補助プログラムに対応しました
* “株価”の時間外(立会時間前)の株価で、市場が開く前にNASDAQとNYSEの銘柄を追跡できます
* 最近取り込まれた写真が“すべての写真”のグリッドにすぐに表示されない問題を修正しました
* カメラのナイトモードで長時間露光を撮影すると、写真が劣化して表示される問題を修正しました(iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max)

なお米国ではApple Intelligence関連の新機能が追加されています。

  • Image Playground。プロンプトに基づいて画像を作成することができる。
  • Image Wand。iPadのメモアプリで利用可能。スケッチなどから適切な画像を生成。
  • Genmoji。説明やフレーズに基づいて作成できる新しいカスタム絵文字。
  • Siri ChatGPT統合。
  • Visual Intelligence。iPhone 16で利用できる機能。例えば、カメラを開いてレストランに向けると、営業時間やレビューが表示されるなど。
  • ライティングツールの強化。
  • より多くの言語に対応。米国英語に加え、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ、英国でもローカライズされた英語をサポート。
  • サードパーティ製アプリに、ライティングツール、Genmoji、Image Playground機能を追加するための開発者向けAPIが導入。

Appleの発表によると、Apple Intelligenceは日本では2025年4月に利用可能となる予定です。

アップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトで確認できます(記事執筆時は英語版のみ掲載。日本語版は後日追加される予定です)。

日本語版 https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
英語版 https://support.apple.com/en-us/HT201222
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