Apple、iOS 18.6.1をリリース - 米国で血中酸素モニタリング機能が復活

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Appleは本日、iOSの最新版「iOS 18.6.1」とwatchOSの最新版「watchOS 11.6.1」をそれぞれリリースしました(MacRumors)。

iOSの最新版は、MacのFinderやWindowsのiTunes、あるいはiPhone/iPadのソフトウェアアップデート機能を利用してインストールすることができます(設定 > 一般 > ソフトウェアアップデートより)。watchOSはiPhoneのWatchアプリからインストールできます。

iOS 18.6.1には、米国のApple Watchで血中酸素センサー機能を有効化する変更が含まれています。リリースノートは以下の通りです。

このアップデートには、Apple Watch Series 9、Series 10、およびApple Watch Ultra 2をお持ちの米国のユーザを対象とした新しい血中酸素ウェルネスの体験が含まれます。測定値はiPhone上で計算され、ヘルスケアアプリで表示されます。

米国のApple Watchでは、2024年初頭からMasimo社の特許問題により血中酸素センサーが無効化されていました。今回のアップデートにより、センサー機能が再び有効化されます。測定結果はApple Watchではなく、ペアリングされたiPhoneの「ヘルス」アプリ内の「呼吸」セクションで表示されるとのことです。

今回の復活は「米国税関の新たな判断」によるもので、Appleは特許回避のための技術的な迂回策を導入しています。なお、米国外で販売されたApple Watchには影響はありません。

アップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトで確認できます(記事執筆時は英語版のみ掲載。日本語版は後日追加される予定です)。

日本語版 https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
英語版 https://support.apple.com/en-us/HT201222
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