Bloombergの記者、Mark Gurman氏がTwitterで共有した情報によると、来年公開される「iOS 13(コードネーム"Yukon")」で、AppleがiPadにフォーカスした機能の刷新を計画していることがわかりました(MacRumors)。
AppleはiOS 13で「ファイル」アプリを更新するほか、macOS風のアプリ内タブの導入や、Split Viewモードでの同じアプリの実行のサポート、Apple Pencilのサポートの改良など、iPad関連機能の改良を計画しているとのこと。またホーム画面の刷新もiPad向けのものになるようです。
Somewhat. iOS 13 “Yukon” will have a big iPad-focused feature upgrade as well, including an updated Files app. some other things in the works are tabs in apps like in MacOS, same app side by side, Apple Pencil stuff. The home screen redesign is iPad focused.
— Mark Gurman (@markgurman) 2018年5月4日
iOS 11ではファイルアプリが新規に導入されたほか、iPad用Dockの改善や、新しいアプリスイッチャーの追加、ドラッグ&ドロップのサポート、Apple Pencil向け新機能の追加など多数のiPad専用機能が導入されました。iOS 13ではiPad向け機能がさらに改善され、iPhoneとの差異が作られていくことになります。
なお今年公開されるiOS 12では、当初計画されていた新機能は先送りされ、安定性と不具合の修正に集中したアップデートになるとみられています。ただしGurman氏はiOS 12/macOS 10.14でクロスプラットフォームアプリの作成が可能になると主張していて、これが実現すればmacOSをも巻き込んだ大きな新機能が追加されることになります(ただしクロスプラットフォームAPIの公開時期は来年になるという別の見方もあります)。