iPhone5に先駆けて「iOS6」公開

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iPhone5発売に先駆けて「iOS6」が公開されています(iOS6公式の新機能紹介TechCrunchの新機能レビュー)。

■これは良い
長らく変更が無かった電話アプリに機能が追加され「着信応答」が選べるようになったり(簡易留守録機能は追加されてないのか?←確認中)、就寝時に通知させない「おやすみモード」が追加されたのは、地味ながら使い勝手を向上するポイントなので好印象。他チケットやクーポンの一括管理ソフトPassbookは今後の展開しだいではとても便利になるかもしれません(Passbookがどんなものかは「電通がiPhone5のPassbookサービスを開始」が参考になるかと)。

■マップガー。地図ガー。地図はダメ
iOS6最大の問題点は脱Googleを果たした地図アプリです。ベータの頃からやばいと言われ続けていましたが正式版でもやっぱダメでした。圧倒的に情報量が少なくなりiOS5時代の地図とは比べものになりません。どの程度だめかは以下のリンクが参考になるかと。

早いこと改善しないとiPhoneの泣き所になりかねないです。3D地図のような見た目のおもしろさにとらわれず地図の本質を極めたアプリにすべきでした(海原雄山風)。

■地図をどうするか
Appleが改善してくれるか、GoogleがiOS6用のネイティブアプリを開発してくれれば解決なんですが…。今すぐ必要な場合は2,300円かかりますがMapFan for iPhone というアプリを購入する手もあります。MapFan for iPhoneはオフラインでも利用できる独自の地図データを持っているので標準マップアプリに影響されません。

MapFan for iPhone App
カテゴリ: ナビゲーション
価格: ¥2,300

注意点としてルート検索のようなオンライン機能は一年に限定で更新料が必要らしく、例えばInternet Watchに以下のような記述があります。

ルート探索機能など、オンラインで提供している一部の機能については1年という期間制限を設けており、継続して使う場合は更新料がかかるが、ルート探索機能や地図データの更新が不要ならば、最初に支払う料金だけであとは一切料金がかからない。この独特の料金体系は、ルート探索部分まですべて含めると、物理的にApp Storeで配信できる容量を超えてしまうという理由があったためだ。

でも公式サイトにはそれらしき記述がないんですよね。Internet Watchの記事が2011年4月なのでそれ以降規約がかわったのどうか不明です。ちなみに標準のマップ機能を使っているサードパーティの地図アプリはiOS6で同様に劣化が予想されるので代替手段にはならなそうです。

最後にiOS5/iOS6/MapFanで上野駅周辺を表示してみました。

iOS5。過ぎ去ってわかるよくできていた地図。

iOS6。路線表示なども全くなくなってしまいました。

MapFan for iPhone。さすが有料。

■まとめ
マップアプリが改善されるまで待ってもいいかもしれませんが、いつまで待てばいいか今のところ全くわからない状態。今後iOS6縛りのアプリも増えてくることが予想されるのである程度で見切りをつけ代替手段を見つけてiOS6に移行するしかないと思います。スティーブ・ジョブスが健在なら…(お約束)。

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