Appleが発表した、12.9インチディスプレイ搭載の「iPad Pro」は、プロ向けの贅沢な仕様も相まって大きな話題となっています。
特にAdobeがプレスリリースで、Appleがまだ公式には発表していないiPad ProのRAM容量を「4GB RAM」と明記している部分が注目されていたのですが、この情報が削除されていることが明らかとなりました(Ars Technica)。
誤報か?勇み足か?
ZDNetによると、削除前の情報は以下の通り。
During Apple's keynote, we also demonstrated the extraordinary speed and precision of Adobe's Creative Cloud mobile apps on Apple's new iPad Pro. iPad Pro is great for creative workflows with a high res 12.9-inch touch screen display at 2732 x 2048 pixels, A9X chip, and 4GB RAM.
現在は以下のように訂正されています。
During Apple’s keynote, we also demonstrated the extraordinary speed and precision of Adobe’s Creative Cloud mobile apps on Apple’s new iPad Pro. iPad Pro is great for creative workflows with a high res 12.9″ touch screen display at 2732 x 2048 pixels.
現段階で4GB RAMが間違いだったためか、情報公開が不適切だったためかどうかは分かりませんが、"A9X chip, and 4GB RAM"という部分が削除されていることは確かな様子。
AppleはiOSデバイスのRAM容量を仕様に明記しない場合が多く、今回9月9日のスペシャルイベントで発表されたさまざまなデバイスのRAM容量もスペックシートには記載されていません。
一応新型「Apple TV」に2GB RAMが搭載されているのは、Appleが開発者向け情報として公開している情報なので確定だと思いますが(iDownloadBlog)、それ以外のiPhone 6s/6s Plus、iPad Pro、iPad mini 4といったデバイスのRAM容量は、現段階では不明な状態です。