「iPhone 6」の部品リークでもおなじみの台湾のサイトAppleClub[英語翻訳]にて、新型iPad Air、通称「iPad Air 2」に搭載されるとされる部品写真が多数公開されています(MacRumors、9to5Mac、iDownloadBlog)。
公開された写真はロジックボード、ホームボタン、フレキシブルケーブル、フロントパネル、ボリュームボタンなど多岐にわたっており、iPad Air 2の発表が近いこの時期の情報だけに注目されています。
A8Xプロセッサ採用は2GB RAMのため?
まずロジックボードの写真、さらにチップ周辺の拡大写真によると、プロセッサとして「A8X」が採用されていると推測されています(すくなくとも3文字は印字されていそうということから)。
伝統的にiPadではiPhoneで採用されたプロセッサのグラフィックス強化版である"X"シリーズのプロセッサが採用されることが多かったのですが、現行iPad Airでは、iPhone 5sと同じA7プロセッサが採用されていました。今回A8Xが採用されるとプロセッサがiPhone / iPadで再び分離することになります。
A8Xが採用される理由として、画面分割式のマルチタスクを利用可能にするため、あるいはより解像度の高いRetina HDディスプレイ採用のため、または以前から噂が流れている2GB RAMを扱うためではないかとの推測が行われています。
Touch IDも採用
ホームボタン周辺の写真も公開されています。画像を見ると、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plusのような金属製のリングが確認できるため、Touch IDが使えるようになるのではないか予想されています。
その他部品
またフロントパネルとボリュームボタン周辺のケーブル写真も掲載されています。フロントパネルはパネル自体の形状はあまり変わっていないそうですがケーブルの形が変わっているようです。