iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxで報告されている過熱問題に対し、Appleが、iOS 17のアップデートで対処する予定である事がMacRumorsとForbesのDavid Phelan記者の取材により判明しました(MacRumors)。
Appleはまた、サードパーティ製アプリのアップデートがシステムに過剰に負荷をかけ、これが過熱問題の一因であると考えているようです。これらのアプリには、Instagram、Uber、レーシングゲーム「Asphalt 9:Legends」などが含まれていて、Appleはこれらアプリの開発者と協力して問題に対処しているとのこと。
iPhone 15 Proは、セットアップまたはデバイスの復元後の最初の数日間、バックグラウンドアクティビティの増加により、想定よりも温度が高くなる可能性があるものの、これは新しいiPhoneの標準的な動作で、一時的な症状だとされています。
Appleは以下のように説明しています。
We have identified a few conditions which can cause iPhone to run warmer than expected. The device may feel warmer during the first few days after setting up or restoring the device because of increased background activity. We have also found a bug in iOS 17 that is impacting some users and will be addressed in a software update. Another issue involves some recent updates to third-party apps that are causing them to overload the system. We're working with these app developers on fixes that are in the process of rolling out.
iPhoneの動作温度が予想以上に高くなる原因がいくつかあります。デバイスをセットアップまたは復元してから最初の数日間は、バックグラウンドでの活動が活発になるため、デバイスがより暖かく感じられる場合があります。また、iOS 17のバグが一部のユーザーに影響を及ぼしており、ソフトウェアアップデートで対処する予定です。もう一つの問題は、サードパーティ製アプリの最近のアップデートにより、システムに過負荷がかかるというものです。現在、これらのアプリの開発者とともに修正プログラムを開発中です。
不具合は現在ベータ版がテストされていて、10月下旬にリリースされる予定のiOS 17.1で修正される予定です。ただし、Appleが問題を重視している場合、iOS 17.0.3のようなマイナーアップデートでバグ修正が早期に行われる可能性もあります。
Appleはまた、iPhone 15 Proのチタンフレームが過熱問題に関係しているわけではなく、ハードウェアに問題はないと説明しています。
