Appleが今年発売する「iPhone 16」には、金属筐体を採用した新しいバッテリーが採用されると見込まれています。このバッテリーが、より高いエネルギー密度を実現し、より長いバッテリー寿命を実現するはずだと、Apple製品のアナリストMing-Chi Kuo氏が予測していることがわかりました(MacRumors)。
The EU regulates that by 2027, all smartphones must be equipped with replaceable batteries. The new iPhone’s adoption of a stainless steel battery case not only reduces the difficulty of removing the battery to meet EU regulations but also allows Apple to increase the battery… https://t.co/jLhEbw04po
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) June 30, 2024
X(旧Twitter)への投稿でKuo氏は、AppleがiPhoneのバッテリーにステンレススチールの筐体を採用することで、安全性を維持しながらセル密度を5〜10%向上させることができ、EUの新規制の要件も満たすことができるはずだと述べています。
金属筐体を採用したiPhone 16 Proのバッテリーの画像は2023年後半に流出したもので、The Informationはそれ以来、iPhone 16以降で行われる、iPhoneのバッテリー交換を簡素化するためのAppleの取り組みについて詳しく伝えています。
EUの新しい法律は、スマートフォンメーカーが2025年までに簡単に入手できる工具を使ってバッテリーを交換できるようにすることを義務付けています。Appleはこれを達成するために、電気的に接着剤を剥がす技術を採用する予定で、この新しいバッテリー交換方法は、少なくともiPhone 16の1モデルで導入されると予想されており、来年iPhone 17の全バージョンに拡大する可能性があります。