iPhone 7の背面カメラにはiPhone 5sから導入されたサファイアクリスタル製レンズカバーが引き続き採用されています。
ところが先日、このレンズカバーが腕時計のサファイアガラスより傷つきやすいとするテスト動画が公開され、完全なサファイアガラスではなく、通常のガラスの上にサファイアがコーティングされた素材が使われているのではないかとの主張が行われました。
この問題に対しAppleは、iPhone 7のレンズカバーが完全なサファイアであるという公式なコメントを発表(MacRumors)。サファイアラミネートではなく真性サファイアガラスが使用されていることが確実となっています。
Apple confirms sapphire glass, because apparently science and video watching are hard:
(Full explainer up soon!) pic.twitter.com/u49jWnTyyB
— Rene Ritchie (@reneritchie) 2016年10月5日
iMoreのRene Ritchie氏の記事によると、iPhoneのサファイアレンズカバーに傷がついたのは適切な条件によってテストされていなかったためだそうで、動画で確認できる「傷」は実際は「傷」ではなく強すぎる力を加えたための「亀裂」によるものであるとのこと。
Fracturing -- as opposed to scratching -- is what happens when you have something so incredibly thin -- unlike the much thicker watch used for comparison -- and you apply pressure with no level of control.
「亀裂 - 傷と異なり - はとても薄い素材と - 比較に使われているより厚みのある腕時計と異る - 圧力を制御なく加えている場合に発生する」と説明しています。
動画を公開したJerryRigEverything氏も、ラミネートやガラスではなくサファイアが使われたことを認めTwitterでコメントを発表しています。
Just to clarify: the iPhone camera lens IS solid sapphire, not a laminate or glass. Just like I show and explain in the video. 🍎isn't lying.
— JerryRigEverything (@ZacksJerryRig) 2016年10月4日