Nikkei Asian Reviewは、AppleがiPhoneの製造を請け負うFoxconnとPegatronに、iPhoneの製造をアメリカ国内へ移管できるかどうか検討するよう要求していたと報じています(The Verge)。
情報筋によるとAppleは今年の6月に両社に対し、アメリカでiPhoneを製造する方法を調査するよう尋ね、Foxconnは要請に従ったものの、Pegatronはコスト面での懸念から公式に拒否したとのこと。Foxconnの調査によると、iPhoneのアメリカ国内での生産によって、これまでより2倍のコストがかかるとの結果がでているようです。
The Vergeによると、先日、米国大統領に選出されたドナルド・トランプ氏は、今年の1月にAppleなどに対し海外ではなくアメリカ国内で製造を行うようコメントしているようです。実現するかどうかはわかりませんが、Appleの調査が実際に行われていたとしても何の不思議もないことかもしれません。