iPhone不振の原因は、中国との貿易戦争と格安バッテリー交換が原因だった

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Appleは1月2日、「Letter from Tim Cook to Apple investors」と題した投資家向けのニュース記事を公開し、12月2日を末日とするAppleの2019年度第1四半期のガイダンス(収益予想)を修正したことを発表しました(MacRumorsTechCrunch日本版)。

修正版ガイダンスで、売上高は当初予想の890億〜930億から840億ドルへ、粗利益率を38%〜38.5%から38%に引き下げています。

  • Revenue of approximately $84 billion
  • Gross margin of approximately 38 percent
  • Operating expenses of approximately $8.7 billion
  • Other income/(expense) of approximately $550 million
  • Tax rate of approximately 16.5 percent before discrete items

Cook氏は売上の不振に関し、iPhone XS/XS Max/XRといったiPhoneの新モデルの発売時期の問題や、ドル高、新興国での経済の低迷のほか、iPhoneのバッテリー交換料金の大幅な値下げや、米国と中国との間の貿易関係における緊張の高まりをあげています。

これらさまざまな要因によって、iPhoneのアップグレード数が予想を下回り、結果として売上高に影響を与えているという主張です。ただしアクティブデバイスの増加や、サービス、ウェアラブル製品などiPhone以外の分野では収益は増加していることから、Cook氏は「将来の製品およびサービスのパイプライン」に自信を持っていると述べています。

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