Appleは2016年3月に4インチディスプレイを採用した「iPhone SE」を発表しました。小型で安価なデバイスとして根強い人気を持ち、最近後継機種の発表が近いのではないかとの噂もいくつか流れているなか、中国のWeiboに「iPhone SE 2」のものであるとされる写真や動画が公開されていることがわかりました(MacRumors、9to5Mac)。
撮影されたデバイスはiPhone Xのように全面ディスプレイを採用し、筐体の上部にはフロントカメラやセンサーを格納するための「ノッチ」が存在します。Fae IDを利用した顔認証が可能で、背面には少し出っ張った、iPhone X風の縦型カメラが搭載されていることがわかります。
ただしMacRumorsや9to5Macは、このデバイスは中国に多数存在するAndroidデバイスのクローンで、本物ではない可能性が高いとみています。
iPhone SE 2の発表が近いという噂情報がある一方、Apple製品の正確な予想でおなじみのKGI証券のアナリストMing-Chi氏は、iPhone SE 2に関して懐疑的で、発売されるとしてもワイヤレス充電やFace IDといった新機能が導入される可能性は低いとするレポートを公開しています。