SellCellのレポートによると、iPhone SE 4のリセールバリュー(再販価格)は、Appleのフラッグシップモデルとくらべ大幅に低下する可能性があることがわかりました(MacRumors)。
iPhone SEの歴代モデルのリセールバリューは、フラッグシップモデル(ナンバリングモデル)と比較して急速に低下することが確認されていて、例えば2022年3月に発売された第3世代のiPhone SEは、発売後1ヶ月で42.6%下落しています。
対照的にiPhone 13は、同時期に18.7%の下落に留まり、iPhone 13の再販価格は3ヶ月後には安定したものの、iPhone SE 3は下落し続けます。iPhone 14とiPhone 15も高い価値を維持していることから、格安ラインとフラッグシップラインの間には明確なギャップが存在していることになります。
次期iPhone SE 4でも同様の傾向が続くことが考えられるため、リセールバリューを重視してスマートフォンを購入するユーザーを落胆させる結果になる可能性があると指摘されています。
iPhone SEの減価速度が速い原因としては、デバイスがエントリーレベルであると認識されていて、ハイエンド機能を嗜好するユーザーの興味を引かないことや、古い技術を使用しているため、技術の陳腐化がより速く到来することなどがあげられています。
第4世代のiPhone SEは、6.1インチの有機ELディスプレイ、Face ID、USB-Cポート、アクションボタンなどiPhone 14と似たデザインを採用すると噂されていて、発売は2025年と予想されてます。