iPhone XSとiPhone XS Maxの一部で、ディスプレイをオフにしている状態でLightningケーブルを接続した場合、自動的に充電が始まらないという不具合が発生していることがわかりました(MacRumors)。
具体的な症状はApple Support Communitiesや、MacRumors Forumsで報告されていて、ほとんどの場合iPhone XSやiPhone XS Maxをタップしたり持ち上げて起動することによって充電が始まるとのことです。ただしiPhoneを起動したあと、Lightningケーブルを再接続する必要があるとしているユーザーもいる模様です。
人気YouTubeチャンネルUnbox Therapyは、1台のiPhone X、4台のiPhone XS、4台のiPhone XS Maxを使用して検証を行い、iPhone Xは問題無く充電が始まるものの、2台のiPhone XSと3台のiPhone XS Maxで充電が始まらないことを確認しています。
不具合の原因は、iOS 11.4.1で導入された「USB制限モード」にあるのではないかと予想されていますが、「USBアクセサリ」の設定がオンの状態でも充電が開始しないことがあるそうです。またUnbox Therapyの動画には、iPhone XSやiPhone XS Max以外の古いiPhoneでも同様の問題が発生しているとのコメントが書き込まれています。