Mac用の人気ターミナルアプリ「iTerm2」の最新版、v3.3.0がリリースされました。v3.3.0はiTerm2のメジャーバージョンアップ版として、新しいテーマや、ステータスバー、PythonスクリプトAPIなど多数の新機能が追加され、コア機能の改良も進められています。
主な新機能は以下の通りです。
- PythonスクリプトAPI: Pythonを利用してiTerm2をカスタマイズできる機能。詳細はこちら。
- スクリプタブルなステータスバー: 13の組み込みコンポーネントも利用可能。
- 2つの新しいテーマ: MinimalとCompact。
新バージョンインストール後には以下のようなガイダンスが表示されます。
▲追加された新しいテーマ「Minimal」の紹介。
▲ステータスバーが表示可能に。
▲タイトル部分にアイコンが表示可能になっています。
▲Pythonを利用してカスタマイズ可能に。
目次
ステータスバーを有効にする
ステータスバーを表示する場合、以下の手順を実行します。
プロファイル毎の設定の「Session」で一番下にある「Status bar enabled」をチェックし、「Configure Status Bar」ボタンをクリックします。
▲表示したいコンポーネントを「Active Components」にドラッグ&ドロップして「OK」。
▲表示位置は「Appearance」の「General > Status bar location」で上下が設定可能です。
CPUロードやメモリ量、通信状況、ユーザー名、Gitブランチなどさまざまなコンポーネントが準備されています。上手く設定すればかなり便利な機能となりそうです。