AppleがiTunesを利用してアプリをインストールしている企業ユーザー向けに公開している、App Storeが利用可能なバージョンのiTunesが更新されていることがわかりました(MacRumors)。
現在Appleのサポートページ「Deploy apps in a business environment with iTunes」から、Mac、Windows 32bit版、Windows 64bit版のiTunes 12.6.4(正確には12.6.4.3)がダウンロード可能です。
最初に指摘したドイツのブログiFun.deによると、3月20日に更新されていたそうで、リリースノートは存在せず、不具合の修正や安定性の改善だけがおこなわれたマイナーアップデートだと見込まれています。
Appleは昨年「iTunes 12.7」で、iTunesからApp Store機能を削除しました。一方企業ユーザー向けにはApp Storeが利用可能な「iTunes 12.6.3」を公開していて、一般ユーザーでも手動でこちらをインストールするこは可能な状態となっていました。
iTunes 12.6.3からの自動アップグレードは行われず、既存ユーザーは手動でインストールする必要があります。なおiTunes 12.7にアップグレードした状態から戻す場合は、以下の記事で説明する手順に従ってダウングレードする必要があります。
https://softantenna.com/blog/tips/downgrade-itunes-12-7-to-itunes-12-6/