JUnit 5開発チームは10日、Junit 5系初のGA(General Availability)版となる「JUnit 5.0.0」を公開しました。
JUnit 5は次世代JUnitとして位置づけられ、JVM上で動作するプログラムの開発者サイドのテストを行うための最新の基盤を構築することを目標にしています。Java 8以降への対応や、多様なスタイルによるテストを可能にする事に焦点が置かれて開発が進められてきました。
JUnit 5はこれまでのバージョンと異なり、JUnit Platform、JUnit Jupiter、JUnit Vintageと呼ばれる3つのモジュールの組み合わせで構成されています。JUnit Platformはテストフレームワークを実行する基盤、Unit Jupiterはテストや拡張を書くためのプログラミングモデルや拡張モデル、JUnit VintageはJUnit 3やjUnit 4向けのテストエンジンを提供します。
JUnit 5のインストール方法や、JUnit 4からの移行方法など、具体的な使用法は、ユーザーガイドに掲載されています。