Keyboard Maestro 11がリリース - Mac用自動化ツールの最新版、新しいマクロウィザードや、コマンドラインツールの導入

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Mac用の自動化ツール「Keyboard Maestro」のメジャーバージョンアップ版「Keyboard Maestro 11」が10月24日(現地時間)に公開されました。

Keyboard Maestro 11は有償アプリで、新規ライセンスは36ドルで購入できます(永久ライセンス)。2023年3月1日以降にKeyboard Maestroを購入した場合は無償で、2023年3月1日以前に旧バージョンのKeyboard Maestroを購入したユーザーは25ドルで新バージョンにアップグレードすることができます。なお、2023年12月15日までの期間限定でアップグレード価格は18ドルに値下げされます。

新バージョンには、エディタの改良や、多数の新しいアクション/トリガー、新しいマクロウィザード、新しいセキュリティ環境設定ペイン、新しいコマンドラインツール、Appleテキスト認識のサポートなど、さまざままな新機能が含まれています。

新しいコマンドラインツールは、マクロを起動したりマクロを編集したりすることができ、Keyboard Maestro.app内に含まれています。Keyboard Maestroを/Applicationsフォルダにインストールした場合、実行ファイルは以下の場所に存在します。

/Applications/Keyboard Maestro.app/Contents/MacOS/keyboardmaestro

/usr/local/binからシンボリックリンクを張ったり、エイリアスを設定することで簡単に呼び出すことができます。

alias keyboardmaestro='/Applications/Keyboard\ Maestro.app/Contents/MacOS/keyboardmaestro'

この状態で以下のように呼び出します。

keyboardmaestro [options...] < macro name/uid >

以下のようなオプションが指定可能です。

Short Long Meaning
-a –async Do not wait for macro to complete
-e –edit Edit the macro instead of triggering it
-h –help Show the help message
-p –parameter <value> Pass value as the %TriggerValue% parameter.\ Use - to read the value from stdin
-v –verbose Show debugging information
-V –version Show version number

その他にも多数の細かな新機能の追加や改良が行われています。詳細はWhats Newで確認可能です。

I screenshot1 タイトル Keyboard Maestro
公式サイト https://www.keyboardmaestro.com/main/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/6938-keyboard-maestro
説明 多数の登録済みアクションを利用して操作を自動化できるMacユーティリティ。
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