Amazonの電子書籍端末Kindleの第5世代以前のモデルで、2022年の8月以降、電子書籍の購入ができなくなると報じられていることがわかりました(Good e-Reader、Android Police、GIGAZINE)
Amazonは、Kindle(第2世代)、Kindle DX、Kindle Keyboard、Kindle(第4世代)、Kindle(第5世代)を利用しているユーザーに対して、「Kindleデバイスから直接本を閲覧、購入、借りることができなくなる」というメールを送信している模様。
ただし、端末が完全に使えなくなるわけではなく、WebサイトからKindle書籍を購入し、端末に書籍を配信したり、ダウンロード済みの書籍はこれまで通りアクセス可能とのこと。
今回の決定が行われた理由は定かではありませんが、Good e-Readerは、これら古い端末がTLS 1.0と1.1しかサポートしておらず、電子書籍ストアで書籍を購入するための要件を満たさないようになったことが原因ではないかと推測しています。
Kindleの第5世代モデルは2012年に発売された古いデバイスですが、Kindleは比較的進化の速度が遅く、今でも現役で使っているユーザーが一定数は存在すると思われます。今回の変更では自分のライブラリへのアクセスは維持されそうですが、遅かれ早かれ完全に使用できなくなる日がくるのかもしれません。