AppleがiOS 18で導入したApple Intelligenceが「期待外れ」で、iPhoneの出荷台数に寄与していないと、アナリストのMing-Chi Kuo氏が見解を述べていることがわかりました。
Since last year's WWDC, I’ve consistently held a cautious view of how much Apple Intelligence would boost iPhone shipments. Take a recent case (see link below), just two months ago, I argued that the market was too bullish on 2025 iPhone shipments and reiterated that Apple… https://t.co/pntSCTS4f7
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) March 13, 2025
同氏は昨年のWWDC以来、一貫してApple IntelligenceがiPhoneの出荷台数を促進するという期待に対して慎重な見方をしており、1月にも、市場が2025年のiPhone出荷台数に対して強気すぎると主張しています。最近、市場のコンセンサスも、iPhoneの出荷台数とApple Intelligence(Siri)に対してより慎重なスタンスに変化しているとのことです。
Apple Intelligenceは昨年2024年6月のWWDCで発表されてから、10月の開始までの遅れによって(日本などではまだ開始していません)魅力が「著しく低下した」と指摘されています。
さらにSiriへの同機能の統合が遅れていることから、Appleは批判にさらされており、ユーザーの否定的な感情は、今後数ヶ月のiPhone 16とiPhone 17モデルの販売にさらに影響を与える可能性があるとのこと。
Apple Intelligenceによるハードウェアスペックの変更はiPhoneやiPad、Macの値上げの理由にもなっており、AI機能が期待はずれだった場合、Apple製品の売上げに大きな打撃を与えることになるかもしれません。
[via MacRumors]
