「LaunchRocket」は、MacのHomebrewを使ってインストールした各種サービス(Apache / MySQL / Nginxなど…)の起動や停止をGUIから実行することができるソフトウェアです。
単に起動/停止するだけではなく「root権限」で実行することもできるので、例えばApacheを80番ポートで実行したいときなどにも便利に使えそうです。
インストール
当然ながら、LaunchRocketもbrewコマンドを使ってインストールできます。
$ brew tap phinze/cask $ brew install brew-cask
まず「Homebrew Cask」をインストールします。Homebrew Caskは Google ChromeやAdiumのようなGUIアプリをHomebrewでインストールする/管理するためのツールです。
brew tap jimbojsb/launchrocket brew cask install launchrocket
次にLaunchRocketをインストールします。これで完了。
使ってみよう
システム環境設定に「LaunchRocket」のアイコンが表示されているのでクリックします。
初回は何も表示されていないので「Scan Homebrew」を実行しましょう。後は「Start」/「Stop」ボタンで起動・停止を制御することができます。「As Root」にチェックを入れた場合、Start / Stopでパスワードの入力が必要になります。
まとめ
Mac OS Xでは、各種サービスはlaunchdを使って起動されます。この仕組はOS X独特なのでは、UNIX系OSを使い慣れた人にとっても分かりづらいところがあると思います。GUIを使って手軽に起動・停止ができるツールはなかなか役に立つのではないでしょうか。