The Document Foundationは2月7日(現地時間)、オープンソースのオフィスソフトLibreOfficeの最新版「LibreOffice 6.2」を公開しました(公式ブログ)。現在公式サイトよりWindows / macOS / Linux用の実行ファイルをダウンロードすることができます。
LibreOffice 6.2では「ノートブックバー」をはじめとしたユーザーインターフェイスの刷新が行われ、さまざまな画面サイズのディスプレイで快適に使用できるように改良されました。
ノートブックバーの改良点としては、Microsoft OfficeのリボンUIに似た「タブUI」や、表示領域が少なくて済む「グルプバーコンパクトUI」の導入があげられており、最大二回のクリックでさまざまな機能を呼び出すことが可能になっています。
そのほか主な新機能は以下の通りです。
- ヘルプシステムの改良。
- コンテキストメニューの整理。
- 変更追跡追跡機能のパフォーマンスの向上。
- Writeでスプレッドシートをオブジェクトではなくテーブルとしてコピー可能に。
- Calcで回帰ツールを使用して多変量回帰分析を実行可能に。
- Impress&Drawのアニメーションのモーションパスをコントロールポイントをドラッグすることで変更できるように。
- LibreOfficeオンラインでも多数の改良。
またOfficeドキュメントとの互換性の改良や、セキュリティ機能の改善も行われています。
変更点の詳細はリリースノートで確認可能です。