
不安定なWindowsの象徴として長年ネタにされてきた「ブルースクリーン・オブ・デス(BSOD)」ですが、真に技術に詳しい人ならば別の視点を持っているのかもしれません。
Linuxの生みの親として知られるリーナス・トーバルズ氏は、YouTubeチャンネル「Linus Tech Tips」に出演し、「多くのブルースクリーンはソフトウェアの不具合ではなく、ハードウェアの信頼性不足が原因だ」と語っています( itsfoss.com )。
トーバルズ氏は、特にオーバークロックを好むゲーマーが「余計な不安定さ」を招いていると指摘。ECC(Error Correction Code)メモリを搭載すれば、システムの信頼性が大幅に向上すると強調しています。
「Windowsが不安定だからブルースクリーンになる」という定番のジョークに対し、トーバルズ氏は「実際にはハードウェアの問題が大きい」と反論し、エラー画面は必ずしもOSの欠陥を意味しないという見方を示しています。
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Windowsは悪くない?は本当か
この記事関する議論が、slashdotでも行われており、多くのユーザーが「BSODはドライバや安価なハードが原因」というコメントに同意しています。特に、サードパーティ製ドライバの質が低いと不安定になることがあるとの指摘が行われています。
一方で「Windows 95/98時代は明らかにソフトが不安定」で、NT以降に、ハード要因が増えたというコメントも寄せられています。
また、「LinuxやFreeBSDでは同じハードで安定して動く」という経験談も投稿されており、Linuxの生みの親であるトーバルズ氏の見解に懐疑的な声も寄せられています。
