Torvalds「これが普通になる」〜AIが変えるLinux開発の現場

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Linux 7.1-rc3の公開にともない、Linus Torvalds氏が「(AIによるコード生成の影響で)巨大なパッチ量が今後の"新しい通常"になる」とコメントしたことが注目を集めています。

And I think this answers the "is 7.1 continuing the larger size pattern that we saw with 7.0?" question, and the answer is yes: that wasn't a fluke brought on by a .0 release - it simply seems to be the new normal.

そして、"7.1 は 7.0 のときに見られた巨大サイズの傾向を引き継いでいるのか?"という問いへの答えにもなっていると思う。答えはイエスだ。あれは .0 リリース特有の偶然ではなく、単にこれが新しい通常になったということだ。

これまでのリリースサイクルでは、後半になると機能追加が落ち着き、安定化フェーズに入るのが一般的でした。しかし現在は、AIツールの活用によって開発者の生産性が向上し、週ごとの提出量が増え続けている模様です。

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ネットワーク関連が全体の3割を占める大型更新

今回リリースされたrc3では、全パッチの33%がネットワーク関連という大規模な偏りが見られます。ネットワークコアやドライバーの改善が中心で、Apple MacのUSB‑Cネットワーク対応も含まれています。また、AlphaTheta(Pioneer DJ) EUPHONIAなどの高級オーディオ機器向けの処理改善も行われました。

Rust採用の進展とメモリ安全性の強化

もうひとつ目立つのは、メモリ安全性に関する修正の多さです。BluetoothやGPUドライバーのuse-after-free脆弱性への対応が進む一方、カーネルにおけるRustの利用も拡大しています。Rustは言語仕様としてメモリ安全性を備えているため、C/C++ 部分で頻発していた問題を根本から減らせられることが期待されています。

まとめ

Torvalds氏は、今回のような大規模パッチが一時的なものではなく、今後も続くと見ています。AIによって開発者がより多くのコードを短期間で生成できるようになったことで、リリースサイクルの常識が変わりつつあると考えているようです。巨大パッチが増えることでレビュー負荷や品質管理の課題も生まれますが、新しいハードウェアにより素早く対応できるというメリットがあります。

[via Neowin]

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