
AppleのMacBookは、ハードウェアの性能が優れているだけでなく、UNIX系のオペレーティングであるmacOSが利用できるのも魅力の一つです。
しかし、macOSがサーバーで使われる事はほとんどなく、Linuxサーバーで動くプログラムを開発しているプログラマーならば、手元の環境もLinuxで統一したいと考える事もあるかもしれません。
今回、Hacker Newsのスレッド「Poll: What's the best laptop for Linux these days?」では、最近のノートPCにLinuxをインストールして使う場合、どの機種を選択すれば良いかに関する議論が行われています。
目次
ThinkPadが人気
同スレッドによると、Linuxを動かすためのノートPCのランキングは以下の通りです。
| 機種名 | ポイント |
|---|---|
| ThinkPad X1 Carbon Gen 10 | 181 |
| Framework | 171 |
| M1 MacBook Pro | 82 |
| Dell XPS 13 Developer Edition | 72 |
| Lenovo T14 Lenovo T480/490 | 70 |
| System 76 Oryx Pro | 46 |
| Star Labs Starfighter | 15 |
| HP Dev One | 7 |
| 2019 Intel MacBook Pro | 6 |
1位は「ThinkPad X1 Carbon Gen 10」で、ThinkPadは以前からLinuxを動かすことができるノートPCとして人気が高く、納得できる結果となっています。
2位の「Framework」は、2021年に登場した、モジュラーでアップグレード可能なノートPCです。DIYタイプも販売されており、オープンソースのLinuxとは相性が良さそうです。
3位はLinuxのがまだ進められている段階であるものの、「M1 MacBook Pro」が選ばれています。M1 Macの素晴らしさを称賛するコメントは多く、ハードウェアの完成度は最高ランクにある事がわかります。
Linuxを公式にサポートしているノートPCは少なく、他のユーザーがどの機種を使っているか気になる方にとって参考になる情報だと思います。
