カーネルは同じながらも、パッケージ管理システムや各種ソフトウェアの違いによって、さまざまな種類が存在するLinuxディストリビューション。選択肢が多いのは嬉しい反面、初心者にとっては何を選べば良いのかが、悩ましい問題となっています。
そのようななか、非営利組織Linux Foundationが運営するサイトLinux.comが、「The Best Linux Distros for 2017」と題して、ベストなLinuxディストリビューションのリストを公開してくれました(slashdot)。
用途別にベストなディストロをピックアップするもので、結果は以下の通りとなっています。
- Best distro for sysadmins : Parrot Linux
- Best lightweight distribution: LXLE
- Best desktop distribution: Elementary OS
- Best non-enterprise server distribution: CentOS
- Best enterprise server distribution: SUSE
選考理由に関しても詳しく解説されていますので、納得いかないという方はオリジナルの記事を参照してください。
このなかで、Macからの乗り換え先を探している方にとっては、最高のデスクトップディストリビューションとして選ばれた「Elementary OS」が気になるところかもしれません。
Elementary OSはMac風の美しいインターフェイスを持つOSとして、最近注目を集めている存在です。比較的歴史は浅いものの、今後も順調に発展していけば、デスクトップ用ディストリビューションの定番として揺るぎない地位を獲得することになるのかもしれません。一度試してみる価値はありそうです。