Googleの開発する「Chrome OS」のウィンドウ内部でLinuxが実行可能になったことが分かりました(9to5Google、gigot)。
この情報はGoogleのFrançois Beaufort氏がGoogle+で明らかにしたもの。開発モードに設定したChromeデバイスに、Croutonと呼ばれるツールとChrome拡張を導入することで、好みのLinuxディストリビューションがウィンドウ内部で実行可能になるというものです。以前からChrome OSでLinuxを動かす方法は存在しましたが、今回の方法は、シームレスにサイドバイサイドでChrome OSとLinuxを実行できるところが優れています。
具体的な導入方法は以下の通り。
- Chromeデバイスを開発者モードに。
- Crouton Integration Chrome Extensionを導入。
- croutonをインストール。
- CTRL-ALT-Tでshellを開く。
- sudo sh ~/Downloads/crouton を実行。
Chromebookは世界的に売れ行き好調で、今年ついに日本でも正式に発売となりました。Linuxが並列動作することで開発者にとってさらに要注目のデバイスとなるかもしれません。