Linux開発チームは1月10日(現地時間)、Linuxの最新カーネル「Linux Kernel 4.4」をリリースしました(アナウンス、Phoronix、Softpedia、slashdot)。現在公式サイトより最新版カーネルのソースコードをダウンロードすることができます。なおLinux 4.4はLongtermリリースと位置づけられており、今後2018年の2月までメンテナンスが続けられることとなっています。
Linux 4.4では多数の新機能の追加や不具合の修正が行われており、目立った新機能としては、virtual GPU driverにおける3D機能や、仮想化ゲスト上の3Dハードウェアアクセラレートグラフィックスのサポート、非同期IO、Direct IOをサポートしたリニアかつ高速なループデバイスの追加や、Open-Channel Solid State Drives(SSDs)のサポートの追加があげられています。
新機能の詳細はPhoronixでリストアップされていますのでこちらもどうぞ。