Linux Mint開発チームは6月29日(現地時間)、人気Linuxディストリビューション「Linux Mint」の最新版「Linux Mint 19 "Tara"」を公開したことを発表しました(BetaNews)。
Linux Mint 19 "Tara"は、さまざまな新機能や改良が追加されたLinux Mintのメジャーバージョンアップ版で、ベースが「Ubuntu 18.04 LTS」に変更されています。Linux Kernelは4.15に更新され、3種類のデスクトップ環境も全てバージョンアップしています。Mateはv1.2に、Cinnamonはv3.8に、Xfceはv4.12になっています。
注目の機能は、バックアップ・復元機能の「Timeshift」で、この機能を利用すると、時間を遡ってコンピュータを最後のステムスナップショットに復元することが可能となります。何か問題が発生した場合、以前のスナップショットに戻ることで問題を解消することができるようになります。
その他USBメモリのexFatフォーマットのサポートや、PPAからインストールしたパッケージを表示できる、 Software Sources toolの追加、マルチモニタ環境を改善するログイン画面の改良などさまざまな新機能が追加されています。