CHM(Computer History Museum)は1月19日(現地時間)、Apple Lisaコンピュータに搭載されていたLisa OSやアプリケーションのソースコードを公開しました。
1983年に発売されたLisaの40周年を記念し、Appleの許可を受けて公開されるものです。
LisaはAppleが1983年1月19日に販売を開始したオフィス向けの16ビットコンピューターで、当時としては先進的なGUIを搭載していましたが、価格の高さや動作の遅さなどから商業的には失敗したとみなされています。
パーソナルコンピューター初のGUIオペレーティングシステムを採用していたほか、Lisa Workshopと呼ばれるLisa上の統合開発環境も搭載していました。
▲名前とメールアドレスを入力すると、上記のようなアプリ/OS/Toolkit等のソースコード一式を含んだlisa-source.zipをダウンロードすることができます。
Lisaに馴染みのある方は少ないかもしれませんが、後のMacintosh/Macにつながる存在です。コンピューターの歴史に興味のある方は要チェックかもしれません。
[via Hacker News]