Appleが2012年3月からMac App Storeで販売される全てのアプリに「サンドボックス」を義務づけることを発表しました(CNET Japan)。iOS用アプリのように、基本的には自分専用の限られたリソースだけにアクセスを許すことでセキュリティ向上を図る目的があるものと推測されています。
Naming Thingsによると、外部リソースへのアクセスも限定的に許可され、ムービー、ミュージック、ピクチャ、ダウンロードフォルダへのアクセス、カメラを使った撮影、USBデバイスとの連携、アドレスブック、カレンダーの制御、Core Location、印刷の使用、Open/Saveダイアログで選択されたファイルへのアクセスなどなどは可能ということです。
自力インストール可能な野良アプリも今までと同様に存続していくとは思いますが(MacPortsなどが動かなくなると困るし)、販売の容易さや、インストールの手軽さから、Macアプリの主力は「サンドボックス」化されたものに移行していきそうです。