macOS Mojave(10.14)以前の古いmacOSで、Mac App Storeにアクセスできない問題が多数報告されていることがわかりました(MacRumors)。ストアにサインインできなかったり、購入済みのアプリのダウンロードができない状態になっているユーザーが多数存在する模様です。
Michael Tsai氏がまとめたレポートによると、この問題は2025年1月24日頃に発生しています。AppleがMac App Storeのレシートに変更を加えたのと同時期で、影響を受けたシステムでストアにアクセスしようとすると「An unexpected error occurred while signing in(サインイン中に予期せぬエラーが発生しました)」や「The data couldn't be read because it isn't in the correct format(データが正しい形式でないため読み込めませんでした)」など、様々なエラーメッセージが表示されるそうです。
影響はmacOSのバージョンによって異なり、Catalina(10.15)以降のバージョンは正常に動作しているものの、Mojave(10.14)では、ストアを閲覧することはできるものの、新規購入や、購入済みアプリのダウンロードができなくなったとの報告が行われています。High Sierra(10.13)のユーザーからはインターフェース要素の欠落やサインインの失敗が報告されており、Sierra(10.12)でも、ストアへアクセスできない状態が発生している模様です。
このタイミングは、Appleが最近行ったレシート処理の変更と関係がある可能性を示唆していますが、正確な原因はまだ不明です。