昨年2013年の秋ごろから顕著に報告されるようになってきたMacBook Pro Early 2011 15インチ/17インチモデルのGPU不具合問題に関し、Appleからは今だに何のコメントもありません。
しかし、問題に対するFacebookグループは2,200人以上のメンバーを集め、キャンペーンサイトchange.orgでも11,000人以上の署名を集めるなど、問題は除々に広く認識されるようになってきた印象があります。
このような中、ワシントンDCの法律事務所Whitfield Bryson & Mason LLが、集団訴訟の可能性を検討するための調査を開始することを発表しました(MacRumors、Macworld UK)。
Whitfield Bryson & Mason LLは、Google Buzzのプライバシー問題や、Lenovo IdeaPadのハードウェア問題などさまざまな集団訴訟を扱ったことのあるその道の専門化です。調査結果次第によっては実際に訴訟が起こされる可能性があるのかもしれません。
Appleはほぼ同じ時期に発売されたiMac(27インチ)のGPU交換プログラムも実施しており、MacBook Proに対しても同様な交換プログラムを実施しても不思議はないはず…とも思えます。MacBook Pro Early 2011 15インチのオーナーの一人として今後も注目していきたいと思います。