Appleは先日「Hello again」スペシャルイベントを開催し、Touch Barを搭載した新型のMacBook Proを発表しました。Touch Barに対するメディアの反応は決して悪いものではありませんでしたが、ここにきてMacBook Proを職業として使用する新のプロフェッショナルユーザーから大きな不満の声があがっていることに注目が集まっています(MacRumors)。
情報の大きな発信源となっているのは開発者Michael Tsai氏による「New MacBook Pros and the State of the Mac」とよばれるサイトで、MacBook Proに対するTsai氏の考えのほか、多くのプロフェッショナルの批判的なコメント(?)が集められています。
Tsai氏は「Appleの発表は何も悪くない。Thunderbolt 3は好きだしディスプレイも良い。Touch Barにはそれほど関心はないけども、便利かもしれない。問題はMacBook Proが真のプロ向けノートブックではないということなんです」と述べ、理由としてMacBook Proが高価すぎることや、RAMが16GBまでに制限されていること、CPUやGPUのスペックよりも薄さと軽さに拘りすぎていることなどをあげています。そしてなによりAppleのCEOがMacを理解せず、興味がないことが問題だ結論づけています。
期待外れのMacBook ProによってプロフェッショナルユーザーはUbuntuや、elementary OSへの移行の道を模索し始めているようです。ベターなUnixマシンとしてMacBook Proを選択してきた開発者のLinux回帰の動きが注目を集めそうです。