調査会社Slice Intelligenceのレポートによると、Appleが発売した最新型MacBook Pro(Late 2016)の売れ行きが、すでに今年発売された他社のノートPCの売上を上回っていることが判明しました(MacRumors、9to5Mac)。
Sliceの調査は米国における12,979のオンライン売上データからのもの。グラフからMacBook Proの発売から5日間のオンライン注文による収益の合計が、Microsoft Surface Book、ASUS Chromebook Flip、Dell Inspiron 2-in-1、Lenovo Yoga 900といったライバルノートPCを上回っていることがわかります。それだけではなくデータが正確なものならば、2015年4月に発売された12インチのMacBookに迫る利益をたたき出していることにもなります。
AppleのPhil Schiller氏は、以前新型MacBook Proの売れ行きはかつてないほど順調であると発言していましたが、今回のデータはこの発言を裏付けるものといえそうです。
新型MacBook Proは従来のESCキーやファンクションキーを置き合えるTouch BarやTouch IDの搭載が売りで、CPU/GPU/RAM容量などの面で高スペックを望む一部ユーザーからは痛烈な批判を集めていました。とはいえこの売上データを見る限り、Appleにとっては小さな問題といえるのかもしれません。