Appleは本日、Touch Barを搭載した新型の「MacBook Pro 2018」を発表しました。
新モデルは最大6コアのプロセッサ、最大32GBのメモリが搭載可能なプロ向けのモデルに仕上がっているなか、「より静粛にタイピングできるように改良された第3世代のキーボード」が、ホコリなどで動作不良になりやすいとされる第2世代のバタフライキーボードがかかえていた問題を解消しているかどうかが注目を集めているようです(MacRumors)。
MacRumorsは各テックサイトのライターや編集者のコメントを引用して紹介していますが、今のところ改善されたという確信はもてない模様。
例えばTechCrunchのBrian Heater氏は、Appleが2018 MacBook Proのキーボードを完全に再設計するために十分な時間が持てなかった可能性があると悲観的な見方をしていますが、iMoreのRene Ritchie氏は、新型キーボードでAppleはキーボードの信頼性を改善しているだろうと楽観視しています。
そのほかThe VergeのDieter Bohn氏は、Appleから第3世代キーボードはキーボードの問題を解決するためのものではないと伝えられたそうで、これはAppleがキーボードの問題がごく少数のユーザーで発生しているものであり、大勢に影響はないとみているか、もしくは改善を行ったとの言質を与えたくないということなのか二つの解釈が可能なようです。
またEngadgetのDana Wollmanは、Appleの情報に基づきキーボードの安定性と正確性は変更されていないようだと伝えています。
MacRumorsはAppleに対しキーボードの変更を明確に説明するように要求する質問をしているようですが、今のところ返答はないとのこと。キーボードの問題が改善されたのかどうか気になる方は実際のユーザーレビューが集まるまで購入を待った方がよいのかもしれません。